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身体を動かすために

先月のこと、倅が自転車で遊びに来てくれ、二人で自転車で江ノ島まで出かけました。
彼は高校時代に陸上をやっていて、基礎体力は備わっています。大学院に進んでからは、忙しくてなかなかツーリングに出られないようですが、愛用のロードバイクで通学したりしながら楽しんでいるようです。

江ノ島までは20km程度の距離だったので、いい汗をかく程度のつもりで出かけたのでした。年齢からくる体力差はあったとしても、いかんせん小径タイヤのBD-1と生粋のロードバイクでは、基本性能に違いがありすぎたと思いました。

市街地を普通に走るときには、BD-1の取り回しの良さが活きてきます。スピードもそれ程出せないので、それぞれの性能差が露わになったりはしないのですが、ひとたびスピードの出せる開けた道になると、追いつこうと重いギヤを必死に漕いだとしても、同じ巡航速度を維持するのは無理でした。
簡単な話、ハードウエアとしての性能差が大きいのです。選択できるギアの数は、倅のロードバイク20段対私の小径モデル8段です。タイヤのサイズの違いや軽量なフレームなどなど、パーツの一つ一つに違いがあり、総合的な性能差は、さらに乗り手の年齢差をして圧倒的なんだと実感しました。

とは言え、久しぶりにかいた汗は本当に気持ちのいいものでした。バイクに乗る機会が多く、それでもいい運動になっていたのですが、全身を使って走る自転車の爽快感はまた格別です。古い話ですが、学生時代に普段の足としてランドナーに乗っていて、卒業旅行では、単独で四国一周のツーリングに行ったりもしました。

今度また倅と走るときには、何とか彼のペースについていきたいと思いました。それに、自分のイメージしている速度や風の感触が時速25〜30kmで巡航している状態なのだと思いました。普段BD-1で走っている巡航速度より10km/hほど速いです。目的が違う自転車ですから当たり前なのです。ハードウエアで解決できるならばと、初めてのロードバイクで走ろうと決めました。

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乗り始めは、感覚も身体もまったく馴染んでいなくて、ぎごちない感じです。それも、40kmほど走って、機械の動きがスムースになるとともに、感触も掴めてきました。走り始めてみて、思ったよりも筋肉痛にならないのは、サイズの選択とセッティングがうまくいっているからだと思います。筋力が整ってきたら、ステムを、計測した結果で丁度良いとされた、2cm長いものに交換するつもりです。

by fnobotan | 2013-07-18 02:53 | 日記 | Comments(0)