さらなる音質向上を期待してミキサーとパワーアンプを微調整

プリアンプとして使っているXONE:02からパワーアンプのThomenn S-75Mk2に至るバランス調整を久しぶりに見直した。
これまでプリアンプであるミキサーから出す信号のレベルをできるだけ大きくし、パワーアップを極力絞った状態で使ってきたが、果たしてこれで性能をひきだしているのだろうかと、ふと思った。スピーカーはエクリプスTD-508Mk3で、音質は申し分ない(好みにぴったり)なのだが、ハードウエア的には能率が82dbと低い。8cmと小径のフルレンジスピーカーだからこんなもんかと思って気にしていない。澄み渡る高音とは裏腹に低音はやや痩せた印象があった。それが好み的に良かったりするが、通常のマルチユニットのスピーカーに比べてもっとパワーアンプから信号(電流)を送ってやれば音質的にいいのかも知れない、という考えで調整してみた。

まずプリアンプからだ。VCA MASTER level コントローラー(ボリューム)というミキサーから出力する信号を決めるつまみは、反時計回りで絞りきっておく。次に、メインボリュームの代わりになっているChannelフェーダーを一番下げておいて、CHANNEL INPUT level controlsというボリュームで入力信号の0dBになるように、Channel Level Meaterを見ながら調整を行う。LEDメーターが0dBを軸に上下に2つくらいついたり消えたりするくらい。ヘッドホンを繋いで信号をモニターしながらやりないさいとマニュアルには書いてあったかな。ともかく、プリアンプの役割を担っているミキサーでCDPの信号を整えたら、まずは第一段階は完了だ。

そうしたら、VCA MASTER level コントローラーのつまみを時計回りに最後まで捻って最大にしておく。ミキサーから出力する信号レベルとヘッドホン側は連携していないので、モニターするために繋いでおく。パワーアンプについている二つのボリュームは最小にしておいて、パワーアンプの電源を入れたら、ミキサーのChannelフェーダーをMAXに上げCDを再生し始める。ヘッドホンの再生音が確認できるから、徐々にパワーアンプについている左右両チャンネルのボリュームを時計回りに少しずつ捻って、普段聴くだろう最大音量まで上げる。(ヘッドホン外さないとちゃんと聞こえないのは当たり前だ)我が家はマンションなので、ご近所の迷惑にならないように部屋は閉め切ってやっておりました。

パワーアンプのボリュームは従来までおおよそ時計の10時位だったのが、以下のように変化していきました。

第一段階としては、11時半くらいにしたところ。これだけでも低音に厚みが増して、音質にも密度感が増したような印象が得られた。ちょっとボリュームをいじっただけなのに変化が実感できたわけだ。これまでのセッティングは間違っていたなぁ、という反省しきり。
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音源の良し悪しによって随分ばらつきがあると思い、音楽ソースをあれこれ替えながら、CHANNEL INPUT level controls(いっぱいついているボリュームのなかで入力信号の量を決めるやつ、でよかった?)も微調整した。再生のバランスを確認するために主に用いた音源は、以下のCDだ。

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結果として、パワーアンプのボリュームは以下の位置に落ち着いた。
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小さなスピーカーを駆動するには、十分な信号電流というエネルギーが必要だったようで、これだけの変更でTD508 Mk3は見違えるようになった。音楽全体の質感?というか音場感?というか、生々しさをより表現するようになり、再生音に厚みがました。さらに音域の上下がより開けたような印象(あくまで主観ですので・・)になった。ミキサーのフェーダーはこれまでMAXだったのが、少し下げたくらいにして丁度聴き頃くらい。最大限にするときは部屋を閉め切って聴くくらいの音量になった。まぁ、聴いていて以前より楽しくなったわけで、今回の取り組みは成功という結果だ。また見直しをする事があるだろうから、備忘録として。
以上、結構雑にやっているので、これをご覧になって同じようなことをやろうという奇特な方がいらっしゃいましたら、くれぐれも慎重に。






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by fnobotan | 2014-07-30 11:09 | オーディオ | Comments(0)