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冬装備の確認中〜

一ヶ月前に晩秋の新潟でやられた経験から、初心者と素人は素直に暖かい格好をした方が良いと痛感したわけである。
これから行くキャンプはまさに冬期になるから、いかな関東の冬が暖かいとは言え(私は雪国育ちだが寒がり)暖房器具が当たり前の生活をしていれば、感覚は鈍っていてもおかしくはない。それと、寒暖の感覚は人による差が大きいそうだ。山岳登山と違って平地のキャンプをやる分には、暖かすぎて困ることはなかろう。燃料や食料は潤沢に持参できるし、汗をかいて困っても着替えだって(そんなに暑くしないけど)用意できる。

すでに季節は木枯らしが吹く時期だから、妻用には一番暖かいシュラフを用意し、私もほぼ同等のスペックにした。その一つが届いたので、試しに入ってみてもらった。イスカのアルファライト1300EXなのだが、氷点下20度が使用限界で、通常だとそこから10〜15度くらいさっ引いて想定しておくと丁度いいらしい。ふかふかで持ち運べるお布団みたいなボリュームがある。これなら十分暖かさを保てるだろうし、彼女は結構気に入って入っているみたいだった。収納したサイズは本格的な山岳登山の人が使うには嵩張りすぎるが、オートキャンプなら何の問題もない。

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雪が降る場所に行く予定はないのだが、冷え込んでくるとカセットコンロ用のガスボンベはとたんに能力が低下してくる。燃料のブタンは氷点下0.5度が沸点なので、ちょっと暖かくして生活できる気温のレベルでも、温度が下がるにつれてどんどん効率が落ちるわけだ。イソブタンは-11.5度、プロパンは-42.09度とさらに低温が沸点なので、寒いときには混合ガスが必須の選択になるが、混合ボンベは値段も張る。寒いときにはホワイトガソリンや灯油を圧縮した空気で霧吹きみたいに押し出し熱した管でガス化して燃やす液燃ストーブが、面倒だけどひとたび着火すれば状況による対応の幅が広くなる。燃費なのだが、ホワイトガソリンはコールマンの純正が1000円/リッター前後、ノーブランドを安く買えたとしても300円/リッターくらいが今の底値だ。ところが、この前近所のガソリンスタンドで買ってきた灯油は77円/リッターだった。通常なら、どこでも簡単に、圧倒的に灯油は安く買える。比較で言えば、灯油を燃やすのが一番低廉なようだ。

灯油は他の燃料より熱量も高いし、燃費もいい。さらに気化しにくいためガソリンのようにちょっとしたことで燃え出さない。だからガソリンより扱いの安全マージンが大きい。一方でバーナーに火を付けようとすると手間がかかるし、煤は出やすくなるし扱いは面倒になるらしい。だが、一度安定してブルーフレームになれば良い面もでてくる。そんなところが道具を使いこなす上で味わいとして魅力に感じてしまうのだが。

そんなことを考えてキャンプ関係のWebを眺めていていきついたのが山岳用の灯油バーナーだ。運良く手に入ったマナスル121には元々のお手本があって、日本のメーカーが改良を続けてきた結果、オリジナルにはない圧力安全弁を備えるようになったそうだが、日本人の矜持に触れるようでうれしいのだ。まだ組み立ててみただけだから、今度のキャンプで妻にも着火方法を習得してもらって、この味わい深い道具を使いこなせるようになろう。

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by fnobotan | 2015-12-06 23:42 | キャンプ | Comments(0)