焰は全て灯油でつくるのだ

ようやくと新年のキャンプの予定を決めて、久しぶりに野遊びに出掛けられると思うと心は躍る。
なかなか出かけられないでいたこの数ヶ月、冬に向かう気候に合わせた装備全般の見直しの中で、暖房と調理の火力を従来のガスから液体燃料に移行してきた。そうやって玩物喪志に浸ってきた。

キャンプ用具の多くは山岳登山が根本にあるのだと思うが、登山家によって厳しい条件下で機能が研かれてきた伝統的な液燃バーナーがまだ愛され続けていた。最新式のガスバーナーはもちろんいいが、灯油やホワイトガソリンを燃やすヤツは、アナログな調整やシンプルな機構が故に故障も極少なく、故障やメンテを自分で何とかやれる。だが、その一方できちんとした扱い方が求められる。なんとも心をくすぐられる道具なのだ。数寄者への道がここにある・・・、そう思ってしまったのだな。

調理用の道具はコールマンのツーバーナーの代わりに、ケロシンのバーナーを二つ並べればいいということにした。そこで火力調整は苦手だが、音が静かなMSRのウィスパーライト・インターナショナルのジェットを灯油用にして使う。プレヒートを十分に行う必要があると聞いていたが、試しに着火してみて、いつも通りにやったつもりだったが、壮大な煤と赤い火柱が立ち上った。どうやら思っていた以上にじっくりプレヒートする必要があると分かった。そこで空き缶の蓋を追加しアルコールを燃やしてレギュレーターを十分に熱してみたところ、すんなりと快調なブルーフレームが拡がった。

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ゆっくり遊びながら季節の移り変わりに合わせているうちに一通りの準備は整った。
だから来年は存分に野遊びしよう。

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by fnobotan | 2015-12-31 09:40 | キャンプ | Comments(0)