勝間光学の双眼鏡は素晴らしいのであった

もうかれこれ15年ほど前になるだろうか、7×10のIF式双眼鏡を入手した。勝間光学がOEMで作って、航海計器で名が通っているタマヤ計器システムのブランドから出ていたものである。このメーカーはこれまで国内外の有名メーカー向けに品物を納めてきた実績をもち、実は知る人ぞ知る、日本が誇る光学メーカーなのだ。
光学性能云々についてはさっぱりだが、初めてこの双眼鏡を覗いたとき、集光力がいいのだろう肉眼で見るより明るく見えるのに驚いたものだ。そして視野中央部の解像度が高く、収差が少なく極めて見やすい。レンズが大きく性能が良い分、重厚な筐体で気楽に持ち出すにはやや大きく重い。腰を落ち着けてバードウォッチングするために三脚をつけるようにしてみた。いいものなのでいつまでも最初の感動を与えてくれるが、如何せん1.5kgはお散歩向けには重装備だ。
久しぶりに勝間光学のホームページを覗いてみたら、すっかり民生品向けの生産を絞り込んでしまっていて、海外の、それも「プロフェッショナル向け」を主に(細々と)やっているようだ。状況は以前からあまり変わっていないけれど、残っていたことにほっとして、手に入るうちに気軽に使える小型の双眼鏡を求めておくことにした。とは言え、部品が入手困難らしく国内向けはアウトレット扱いで殆どが注文を受けていない。幸いにも6×8のIFは黒とオリーブが注文可になっていた。迷ったあげく結局無難な黒を選択した。
待つことおおよそ2週間で納品され、早速ベランダで眺めてみた。くっきり、すっきりした視野に、あぁいいもん手に入れたなぁという感慨が湧いてくるくらい素晴らしい。650gの筐体は片手で持って眺めても軽々と支えられる。これなら自然公園でバードウォッチングするのに大活躍するだろう。

d0290369_16385684.jpg

by fnobotan | 2016-05-31 16:44 | 日記 | Comments(2)

Commented by nyanko_t at 2016-05-31 21:38
先週、相棒の両親と谷川岳に旅行に行ってきました。その日はたまたまうららかなお天気で、谷川岳の山小屋までしっかり見えました。
私がウン十年前に親戚からいただいた双眼鏡もお供で、両親とも喜んでもらえました。古いとはいえレンズもカビひとつなく、状態は良いようです。ほんとによく見えました。
これから山歩きなどいい季節ですね。展望を明らかにして、お仕事にも繋げたいです!!
Commented by fnobotan at 2016-06-01 11:10
> nyanko_tさん
こんにちは、Mちゃん。親孝行ですね!この季節の谷川岳は新緑が茂っていて、身体に染み入るような空気に満ちていたのではないでしょうか。
ハイキングやちょっとした散歩で鳥や生き物の姿を見たり、遠望を眺めたりするのに双眼鏡があると楽しみが増します。レンズがクリアーなまま10年以上もたっているなんて大事にされているんですね。
遠くと近くの二つの視点で、共にいろんなものを眺めていきましょうね。