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少年の頃に描いていた思い

今年の五月、偶然にも父親の命日に妻に話したことがきっかけと言っていいだろう。
そういえばあのボクの天体望遠鏡は何処にいってしまったのだろう・・・と、すっかり記憶の戸棚にしまい込んでしまっていた思い出が鮮やかな色彩を伴って蘇った。
実際の所、そもそも天体望遠鏡は我が家にやってこなかった。その代わりに手にしたのは顕微鏡だった。

複雑な思いが絡み合って、なかったことにしていたあのときの思いを実現してみよう思った。
そしてプロトタイプから始めてみて、散り散りの記憶と知識を繋ぎながら、一体何を知りたかったのか、何を思い描いていたのか、時間を遡り思いの生地を織るようにしていった。

無辺境の彼方から届く光の不思議さ。それぞれの一つ一つが計り知れない虚空の果てからやってきて、時間を超越してこの網膜に刺激を与える。存在と時間の観念が朦朧としてくるくらい長い時間と膨大な空間が自分の頭上にあり、そこに視線を投げかけ沈思すれば自己の存在をその一部として感じさせる。ただただ、知らないことへの好奇心から、眼前に広がる世界に触れてみたかったんだ。

実際に接眼レンズを通してみる惑星は、米粒みたいに小さくても自分の目で見ている現実感は強烈である。そこにある、ということが実感できるのだ。あれだけ見慣れた月でさえ、クレーターや月面の起伏が生々しい陰影で映し出されると、変な感じがする。本当にあるんだ、ということが肌身で分かるとでもいったらいいだろうか。月の存在を知っている知識は所詮知識でしかなく、体験がもたらす現実感と等量の非現実感はなかなかのインパクトをもたらすのだ。

果たして今夜は星を眺められるのだろうか・・・、そうふと思ってしまうように、天気予報の聞き方や空模様の眺め方が変わってしまった。どうやらこいつとも長いつきあいになるのか。

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by fnobotan | 2016-06-26 00:42 | 日記 | Comments(0)

良い天気だとカンガルーも気持ちいい(らしい)

梅雨というより初夏の薫風といった気候に誘われて、金沢自然動物公園へ出かけてきました。
山の上にある公園につづく動物園は、順路にアップダウンがあってハイキングコースを歩いているかのような小径です。
6月の初旬ともなると陽射しが強くなってきて、陽向にいるとじりじりと肌を焼かれる暑さです。
熱帯の動物たちにとって過ごしやすいだろうと思うのですが、カンガルーたちは遮光シートが作る日陰にひとかたまりになってまったりしていました。平日だったので人影もまばらで、動物たちも私たちも麗かな気候の中でノンビリできたのでした。

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by fnobotan | 2016-06-11 15:04 | 日記 | Comments(0)

錦鯉が群れなす様は幸せかも

夏草を刈りに郷里へ出かけてきた。
それほど遠くもなくちょこっとした旅行気分で出かける。いけば夏草は結構生えていて手間はかかるが、行けば行ったで現地で美味しいへぎそばをいただいたり、其処此処にある温泉にはいっったりといったお楽しみもある。作業は半日もかからないので、やることが済めばあとは旅行気分なのだ。軟水の水道水で浴びるシャワーは肌に柔らかく、風呂上がりがとても心地よい。住んでいた頃はこれが当たり前だったんだなぁ。ともあれ、汗を流してさっぱりしたら旨いつまみと酒があれば幸せなのです。

翌日は早々に帰京したのだが、今回も妻がいたく気に入っている場所に行ってきた。わらわらとよってくる錦鯉の値段を勘定したらどれほどになるのだろうか。まん中の紅白は頭上にハート型の赤い差しが入っていて特徴的だ。NETに乗ったら人気者になるのだろうかな。

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by fnobotan | 2016-06-06 21:14 | 日記 | Comments(0)

横浜市の上郷の森へお散歩

横浜市は市民の森という呼び方の自然公園がいくつもある。その上それぞれが隣接している所もあって、広大な林野を歩きながら自然を楽しめる。これはいいよねぇ〜。で、本日は当事務所のお休みと併せて、最近プーになった相方と出かけることにした。良いお天気だったんだな。

午前中にそれぞれの仕事に一区切りつけたら現地までは車で移動である。途中のコンビニで急ぎのお昼を買ってから行った。どこかで適当なお店に入っても良かったが、良い時間にぶらぶらできる楽しみを少しでも削りたくないし、どうせなら森の中でおにぎり(コンビニのでも)のほうがいい。

近郊の自然公園と言うにはあまりにも濃厚な草木の香りに包まれて、思わずうっとりした。そして、歩いて行く小径の空や陰りの片隅にさえ、風と陽射しは夏の衣を纏うまえの刹那に、惜しげもなく芳醇な息吹をこの森に満たしていた。

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お散歩するくらいの時間を過ごしたに過ぎないのに、この森の生命力によってお風呂上がりの気分にしてもらった。あぁ、家に帰ってからのビールが最高に旨そう。(現に飲みながら書いてる)

by fnobotan | 2016-06-01 18:36 | 日記 | Comments(0)